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 あやまろ工房

『絵のない日記』〜そら猫通信

しのぶべき人もなき身はある時にあはれあはれと言いやおかまし  和泉式部

2017年05月22日

べらんだ日和 父さんの休憩

うちのベランダで子育てをしている鳩夫婦は、夜は雌が昼間は雄が、交代で卵を抱いて温めている。
雛が生まれればそのままの時間割で温めたり口移しで給餌をすることだろう。


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島根県の雲南市で、コウノトリ夫婦が電柱上に営巣し子育てをしていたが、お母さんがサギ駆除のハンターに撃たれて亡くなってしまった。
お父さんが単身で、残された4羽の雛の給餌育児を続けていたが、特別天然記念物という身分である、人間達は観察を続けた結果、天敵襲撃の危険、暑さがつのる季節となることを考慮して、4羽の雛は兵庫県立コウノトリの郷公園という専門の施設に移って人工飼育されることになった。

雛はタオルにくるまれて巣からだされていた。ほぼ3kgで、順調に育っていたということだ。

お父さんは人が近づいても巣から離れようとせず、保護作業中いったんは離れたものの、作業が済んでから空になった巣に戻ってきていたという。
特別天然記念物である。お父さんも観察が続けられるという。

ハンターはサギ駆除中の誤射だったそうだ。

この季節、サギにも家族がいて親を待つ巣立ち前の子がいる。ということは、とあるサギの一家でも、お母さん帰ってこないね、遅いねどうしたんだろう、という会話はあるということだ。
自然界に生きていればあちらこちらで起こること、交わされる会話だろう。
しかし人間が絡むとどうにも後味が悪くて不機嫌になる。

鳥で片親では育児は難しいだろうから、雛の保護にはホッとしている。しかしお父さん鳥はせつない。
長野の北信地方ではこういうとき『もうらしいなぁ』という一言に万感が込められる。かわいそうだという意味だが、方言特有の微妙な様々な感情が入っている。


去年ベランダで子育ての途中、雛2羽を亡くしたときの鳩の夫婦はずっと低い鳴き声を交わし続けていた。


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抱卵中、源次郎父さんちょっと一服
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ふー かたこっちゃった



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かぜにあたって おひさまあびて



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んー いいきもち



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ふぁ? おい、そこ なにしてる!



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うろうろごそごそ するんじゃないよッ



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ったく ゆだんもすきもあったもんじゃない



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オラオラッ!! たまごちゃんになにかしたら ばいがえしじゃすまないど! プンスカ! 



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もどったよー ぶじだったね



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さあ はいって はいって



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あったかくしようね






なんときれいなハートマーク
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小春ちゃん











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2017年05月15日

べらんだ日和 季節はめぐる卵はふたつ

5月11日の午後、鳩の小春ちゃんが産卵。

その日は夕方の6時ころになっても植木鉢に座り込んでいたので
「おや今日はゆっくりしているね」
と声をかけてからふつふつと湧いてきた既視感、
去年『あら、きりちゃんまだいたの、今夜はおとまりしていくかい?』  翌朝卵ちゃん登場

もしかして、かもしれない!
小春ちゃんが飛び去ってから覗きに行くと、あった。

11日
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しかし暗くなっても小春ちゃんは戻ってこなくて、卵ちゃんはひとりで夜を過ごした。
生まれるや浮き世の風にさらされていた。 

去年は、むきだしに置かれた卵に、親がいなーいッ! 親がいなーいッ! と第一発見者にんげんがおろおろしてしまったが、このあいだなんの野鳥の記事だったか
“親鳥は4~5個の卵を産んでから温めはじめる”というのを読んで、抱卵てまとまってからして大丈夫なのか、不思議だけどそれでいいんだ、と感心していたのだ。
そういえば、スーパーで買ってきたウズラの卵からヒナを孵化させたなんて話題もあったのを思い出した。


鳩は通常二個抱卵する。

というわけで、二日後。

13日
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こんなに大きさに差があってだいじょうぶなのかな? 小春ちゃんもしかして初産で体調不安定だったりして?

ちなみに去年 
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巣の違いが目を引きます。

去年はきりちゃん&源次郎の物語
http://studio-ayamaro.seesaa.net/article/438884991.html?seesaa_related=category


今年は小春ちゃん&源次郎の愛の巣。。。
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愛の巣😃😵
卵が産まれてから源次郎が、文字通りバタバタして10cmぐらいの細い枝をくわえて戻ってくるとチョコチョコ急ぎ足で巣のある鉢のところへ走って届けにゆく、これを何度も何度も繰り返していた。
巣材の長さ、去年は5cmぐらいだったけど、今年は10cmになった。嫁さんの要望だろうか。
巣作りと抱卵が同時進行。

源次郎クンよ、だから言ったでしょ、巣をきちんと準備してから卵産んでもらおうねって。
でも、ほんとはキミは左のプランターを巣にしたかったんだよね、でもでも小春ちゃんが鉢の木の根元がいいって譲らなかったから、キミが折れたんだよね。知ってるよ。
プランターの土を一所懸命に整えて、出来たよーって何遍も誘っていたものね。
めげるなゲンジロ。

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でもなぁ、卵を産むのは小春ちゃんだから逆らえないよ、なぁ。

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ここがいいとおもうんだ


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こっちがいいわ


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左:源次郎 右:小春
なんでイヤ?・・・わかった わかったよ
  

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小春ちゃん
木に隠れて周囲の雑音から逃れた気分になれる? なるほど、落ち着くかもしれない

なんだか後姿がたくましくなったような
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2017年03月26日

べらんだ日和 ちょっと複雑


室内水槽のめだか。じっとしているところへ「おはよう」と声をかけると胸鰭を動かして尾を左右に振る。
水面へ浮いてきたので、そっと背中に触ってみた。

触らせてくれたぷくちゃん
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指先に感じたちょっとぷよっとした固太りの触感に、めだかの背中!と感激。


*****



去年から昵懇になった鳩の源次郎の特徴は、全体が灰色主体の羽、翼の黒いライン二本と額の白い差し毛だ。

三月にはいって間もなく、おや源次郎が来ていると、手すりに居る鳩をよくよく見たら、体がすらりとして小さめにみえるし、なんとなく黒いラインが細い。いつのまにか換羽したのかなと思ったが、顔をみたら差し毛がなかったので、新来の鳩なのだとわかった。

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灰色の背中に二本の黒ラインが同じなので、小源次郎と呼んだ。


ある日、似た格好の二羽が並んでいた。
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お話中
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おや?
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片割れは源次郎  おでこの差し毛ですぐに面が割れる
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サボテン鉢の上におみやげ  ゲンジロか なにしろここは彼の定まった通路 
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手袋・・・ 前の遊水地で植栽の伐採やら整地やらしているから、作業員の持ってきちゃったのかな。
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おととしは贈り主謎の花冠がひとつ置いてあって、ちょっと風流を感じたものだが。
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左:源次郎  右:小源次郎
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源次郎、樽型プランターに入り込み土くれをつつく。 巣の仕度?
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座り込んでグーグーと鳴き続ける。
離れた所できょろきょろ周りを見ている小源次郎にしきりに声をかけているようでもある。



二羽で入ってみる
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夫婦仲良く一生添い遂げることを麗しく譬えて“鴛鴦の契り”とはいいますが、鳩の世界はまた別なのでありましょう。

ペンギン界でも、相手を替えず仲良く一生添い遂げる鳥ですといわれるけれど、そーでもないとはよく聞く話。
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 新江ノ島水族館のフンボルトペンギン 本文の内容とは関係ありません 




*****



というわけであたらしいカップルがベランダに飛来することとなった。


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どことなく楚々としたたたずまい。
華奢で動きがまだ若々しく可愛らしい。



gen.jpg源次郎よ
鳩の記憶回路はどうなっているか知らないが、人間には山のように溜めこんだ記憶があってな、しかもそこにはさまざまな感情がからんでおる。それを思い出と言っておるのだよ。
きりちゃん、もうこないのかな・・・ 


小源次郎と呼んでいたが女の子だったわけで、でもいまさら春ちゃんと呼ぶのもねえ、火箸逆手に持ってかまえたり、障子にポコポコ穴を開けるいさましい雰囲気はないし・・・

小春ちゃんにしよう。そうしよう 
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posted by そら猫@あやまろ工房 at 11:50| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

いろ鳥どり 


ペーパークラフトで文鳥を作った。

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手乗り文鳥
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出来上がって手に乗せてみると、白文鳥のチビと再会したような気持ちになって、この大きさというか、小ささ、掌をちょっと握ったなかに収まるこの感じだったなあと懐かしくうれしかった。


鳩のおなじみさんが今年も顔を出してくれることだし、ペーパークラフトで作りたいと探したが、これがない。
鳥類はいろいろでてくるものの、鳩となるとあまりにもありふれた存在すぎるのだろうか。


ペンギンはいくつも作ってある。
代表してキング・ペンギン

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鳥のペーパー・クラフトを探していたら、文鳥が見つかったというわけ。

おや、もう一羽できた。桜文鳥登場。

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文鳥は 丸文堂さん
http://blog.livedoor.jp/marubundo/archives/555028.html

キングペンギンは 長崎ペンギン水族館
http://penguin-aqua.jp/archives/category/download/papercraft

毎年恒例の干支は キャノン・クリエイティブ・パーク
http://cp.c-ij.com/jp/categories/CAT-ST01-0072/index.html

で頂いている。


なに見てるの?
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干支のキンタロー飴〜

とりづくし




posted by そら猫@あやまろ工房 at 06:22| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

春遠からじ

寒い。
でも雪は降らない。
ぼーっと降る雪積もる雪をながめたいのだが。
いつでも籠城できるように食糧は蓄えてある。

とかくひとはないものねだりをする。
豪雪地に住んでいたらこんなのんきなことは言わない。雪で人は死ぬ。


寒いね。
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バケツの底に冬眠中の“ベランダめだか越冬隊白バケツ班”の姿が見えた。
底に堆積した水藻にもぐっている。
ふわふわベッドだからお腹に傷のつくこともないだろう。


11月ころに生まれた稚魚で、ベランダの水槽にいた子達を室内水槽に避難させた。
大人たちは水底に潜っているが、脇のプラスチックケースに隔離したのち成長がはかどらなかった稚魚は、深く潜れず、冷たい水面近くにいることとなる。
ずっと水草に姿を隠していたのが、珍しく水面近くをけなげに漂っているのを見たら、寒かろうにと室内にいれた。

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頭部のふっくらしたところが2.5mmぐらい。2尾いる。

こちらは室内水槽生まれの子。
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ベランダ育ちよりちょっと色白だ。
頭部からのふっくらが4oぐらい。おなじころ生まれた仲間がほかに3尾いたのだが、残ったのはこの子だけ。
室内だから無事生きながらえられるというわけではない。

外の方が太陽光を浴び、風に吹かれて健康にめだか生活を送れるのじゃないか、と私が思っているにすぎない。
けれど、今年は寒い。人間の判断だから迷惑なだけかもしれないが、この時期に外から室内にいれたのは初めてだ。



暦をみると、いまは“水沢腹堅 すいたくふっけん ━ さわみずこおりつめる”の季節とある。
それに続いて“鶏始乳 にわとりはじめてにゅうす ━ 鶏が卵を産み始める”とある。
まだ大寒の末だけどこれをすぎると立春だよ。春の芽生えはもうすぐだよ、と暦は語る。


ああ、なるほどー と思い当たった。
おととい、おなじみきりちゃんと源次郎クンが来て

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クックルー クックルーと鳴きながらお互いその場でくるくる回ったり絡んだりしていたので、エッ恋の季節?早くない?とポカンとしたのだが、季節のうつろいをかれらは敏感に察知し、暦はしっかり予告していたわけだ。

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おぉ、きりちゃん積極的。灰色の背中に黒ライン2本おでこの白差し毛は源次郎、なされるがまま😃
観察の結果、この夫婦はかかあ天下である。

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この子は動きになんか愛嬌があってね 



そういえば季節の猫の恋歌がきこえてこない。近頃はめっきり外で猫をみていないことに気づく。
みな家のなかで大切にされているのだろうか。


恋猫の恋する猫で押し通す    永田耕衣





posted by そら猫@あやまろ工房 at 18:48| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

ベランダ物語 それから


5月にベランダで生まれた鳩の雛二羽が、6月の寒い日に相次いで鳥の国に旅立った。

生きているというそれだけで奇跡なのだと、あらためて思った。


早朝に大きいちゃんの死を確認して、体はもう冷たく硬くなっていたことで、ほかの場所に移そうとしたら、小さいちゃんがかすかに動いて、大きいちゃんの亡骸に体をすり寄せたので手が止まった。
安堵して満足そうな顔をしたんだ。
その瞬間の様子が目に焼きついている。
生まれてからいつも体を寄せ合っていた二羽だ。
そうだお母さんお父さんとお別れしてないよね、とそのままにして親鳥がやって来るのを待つことにした。



小さな翼が日に日に伸びていくのは、空をとべない人間からしたら「格好いいもんだなあ」と見惚れていた。

ぐんぐん大きくなって巣からもぞもぞ這い出して、ベランダを歩き回って悪戯をして、ある日お父さんお母さんから飛ぶのを教えてもらい、ほら!こんなに飛べるよ! と巣立って行くのを
「おぅ さみしくなるなぁ 元気でな いつでも遊びにおいで」 
と見送るのを楽しみにしていたんだ。



せめて絵のなかで若鳥に育った二羽の姿を見たい、と描いた。

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大きいちゃんはお父さん似でおでこに差し毛があるんだ。小さいちゃんはお母さんに模様が似たんだ。





鳩の一家 2016


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一家勢ぞろい 四羽いるよ




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3:20am 見張り番するお母さん





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変わらず立ち寄ってくれる源次郎くんときりちゃん



午前中ベランダで過ごして昼前にはねぐらに帰ってゆく

洗濯物を干していると近くにやって来て、干し物の隙間から首を伸ばしてのぞいたり

めだか水槽の水中の鉢に乗って、しばらく脚を水に浸してからおもむろに水浴びをはじめたり


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きりちゃんがのんびりしていると源次郎が脇を通り過ぎようと足早にやってくる
あの手すりの幅ですれ違えるのかな アッ
きりちゃんにむかって、そこのけって片足上げていったよ
なんつう男だ
鳩ってそういうことするもんなの?




二羽がかわりばんこに鳴き続けていると
人間は、「新盆か・・・」などとつぶやいてみたりする。


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今日も二羽は来た
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並んでのんびり過ごしてお昼前に帰っていった。











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2016年06月25日

ベランダ物語 二羽の雛鳥


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本日6月25日
おそらく未明に 大きいちゃんが、
黄昏時に 小さいちゃんが、
鳥の国に帰っていった。
二羽共に孵ってから13日めだった。


日中小さいちゃんの世話をしていたおとうさん鳩は、夕方になるとベランダの手すりにとまって「クークー クークー」と何度も鳴いてから飛び去った。

その後、暗くなってくるし気になるので残された小さいちゃんの様子をみにいくと、小さな体ですでに鳥の国へ旅立っていた。


6月22日の夜から、ヒナたちだけで寝るようになっていた。
朝になって親がやって来るとにぎやかに鳴き、小さな翼をばたつかせて飛び上がりながらエサをねだった。

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このところ雨が続いた。それに昨日の夜は寒かった。
今朝も寒かった。
親が育ち具合をみて夜の添い寝をやめると判断した時期と、天候の不順が運悪く重なってしまい体調を崩したのかもしれない。
昨日の朝掃除したとき糞が少ないと思った。すでに変調があらわれていたのか。




生まれて7日のころ
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ねむい



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夏至の前夜 見張り番をしていたお母さん鳩



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鳴くな鳩どつこも同じうき世ぞや


※元句: 鳴くな雁どつこも同じうき世ぞや   小林一茶





posted by そら猫@あやまろ工房 at 23:42| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

ベランダ物語 雛すくすく

二羽のヒナが孵って、おかあさん鳩とおとうさん鳩は交代でピジョンミルクを与え、ヒナに寄り添って温めています。



二日違いで産まれた卵なのに、一緒にかえるんだね。でもちゃんと大きいちゃんと小さいちゃんになっている。
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最近は二羽だけで留守番する時間がふえてきた。
そのときはまだまだ二羽でぴったりくっついてすやすや眠っている。
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ころあいになると親鳥がやって来てミルクをあげ傍に座って温める。
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おかあさん


もう胸の下に入りきらないの。はみだして、頭隠して尻隠さず状態なの。 0616_atamakakushite.jpg
日中担当おとうさん


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むりやり体の下にヒナを仕舞いこんだらこんなに膨れたきりちゃんである。


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源次郎くんも膨れます。



ヒナたちが孵ってから一週間たつが、ゆうに倍の大きさになっている。
倍育ちだ!
体が黒っぽくなってきたし、なんと小さな翼がみえる!
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ピジョンミルク(素嚢乳 そのうにゅう)というのは、雌雄親鳥の素嚢のなかで作られる。
成分は
各種アミノ酸含むタンパク質、脂肪、ナトリウム含むミネラル、ビタミンA・B・B2、水分

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おとうさん

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催促されています。


そりゃあすくすく育ちましょう。五日目には目が開きました。
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満腹



鳩の糞害とよくいわれるが、食べりゃあ出るのは自然の理。
巣の中に糞が目立ってきたので、親不在のとき割り箸でつまんでざっと掃除した。

手乗り文鳥をヒナから面倒見て一緒に暮らしたし、まだ目の灰色なころの子猫だって育てて毎日猫トイレ係りしていたから苦にならない。


そして驚いているのだが、ベランダにはまったく糞の汚れがない。
きりちゃんと源次郎くんがここを育児室にしてから、手すりにも糞をしなくなった。
営巣以前はたまに手すりにやらかしてくれて、ムッとして片付けていたのは確かだ。

それとめだか水槽では両者ちょっと水を飲むだけで、いまは水浴禁止網はしてないからやろうと思えば出来るであろう水浴びもしない。

一口二口水をのんでから床に下りると決まって、源次郎くんは植木鉢の左を回って、きりちゃんは右を回ってから巣に入る。
鳩にだってこだわりがあるのだ。
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母は強く美しい






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2016年06月14日

ベランダ物語 雛が孵った!

13日朝の5時頃のこと

雨が降っていたので吹き込みよけにすだれをたらしてやろうと、ベランダに出てちょっといじって下を見ると、きりちゃんの座り方が縦に長くなっている。
最近は平たくぺったりしていたのでどうしたのかと目を凝らしたら、卵がはみ出していた。

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いつも慎重なきりちゃんなのに、どうしたのかなと思った。


8時過ぎに羽ばたく音がしたので見れば、巣に親の姿がない。
そして・・・卵がなくなっている・・・

なにが起きたのか一瞬わからなくて、
土の色でまぎらわしいが、よくよく見ると、ヒナちゃんが二羽かすかに、うごいている 

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すぐにきりちゃんは戻ってきて、雛を覆って座った。

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10時20分 源次郎くん飛来。きりちゃんねぐらへ帰る。(本宅どこにあるんだろう?)


ふん♪ふん♪ふ〜ん♪ 
手すりから棚の鉢を踏んづけてめだか水槽のふちをつたってと、いつものルートで巣に近づいた源次郎くん、固まった。

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源次郎「なに?これ・・・」
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源次郎くんのとまどい
こうやって見つめてから、ヒナの隣に座って、またじっと見つめて考えて、やおら
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右の翼でやったから彼は右利きなのだろう。

ヒナはむにゅむにゅ動いた。

鳥は見込みのない雛を巣から落とす、育てるのは見込みのある子だけ、などという知識を昔どこかで仕入れていたので、それを目の前でやられたらやりきれないとそっと様子をうかがう野次馬は怯えた。
それとも、見慣れない変なのがいたから警戒してつついてみただけなのか?


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ヒナが源次郎くんの胸にすり寄っていった。

すると、前にちょっと進み出てヒナを胸の下に入れた。

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ヒナを胸の下にすっぽりと抱く



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お昼頃
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ヒナ二羽、お父さんからかの有名な高たんぱくピジョンミルクのお食事をもらっている


午後3時過ぎると交代のきりちゃんがやってきた。

鳩の一家
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「クックルー クックルー」と低い鳴き声を交わす。
二羽の会話を初めて聞いた。


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ヒナちゃんはみだしてるけど、心配ないから

夜はおかあさんといっしょ
最高級の羽毛掛け布団だね
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水無月13日 早朝 ハトの雛が二羽無事孵化。

7つのめだか水槽の水面には、全めだか総出かというほどに皆々ぷかぷか泳ぎ出ていた。
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あさざが並んで咲いていた。
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ちいさな二つの命を迎えて ベランダの住人たちがお祝いをしているようだ









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2016年06月12日

ベランダ物語 すてきなベッド

卵を抱く親鳩の姿勢が、以前より横幅が広がり平たくなってきた。

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きりちゃんはしきりに周囲の土をつつくようになった。
鳩は消化のために土を食べるということなのでそれかなと思った。


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しかしよく見ると、こんなことをしていたのだった!


5月28日
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2個めの卵を産んだ後



6月8日
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卵の下には大きさの揃った小石や土塊がきれいに敷かれていた




本能の導きにひたすらの敬意を抱く。


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源次郎「すごいデショ!」


すごいよ 君たちは





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2016年06月05日

ベランダ物語 鳩のお宿

関東も梅雨入りした。

先週、夜に雨が降ったことがあり、そのときベランダで雨はしのげるだろうが吹き込むこともあるだろうと、巣のある一角にちょっとした雨よけを設えた。
雨に濡れてもじっと卵を抱く姿を想像したら、何かしてやりたいと落ち着かなくなって、ベランダにあったガラクタで急ごしらえした。

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親鳩がめだか水槽経由で床に降りたときには、鉢植えをすり抜けながら巣によじ登っている。
すぐそばの鉢が乾ききっていたのでペットボトルで水をやったが、抱卵中は顔先10cmにボトルが近づいても微動だにしなかった。さすがだと感心した。
その姿にこちらが甘えて、また同じ鉢にボトルで水をやったら、わずかに頭を後ろに引いた。
これは私がいけない。平謝りに謝った。親鳩は卵を守ろうと命懸けだったんだよ、この瞬間。


イソップ物語に
「あなた方にとっては遊びでも、私にとっては死を意味する」
石を投げる子供に向かって蛙がいった。というおはなしがあったはずだ。



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おかあさん
胸の乱れた羽の下に卵を抱く。座ったとき卵がはみ出していると、スッと嘴で上手に羽の下にかき寄せる。


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おとうさん
胸の羽を広げたぶん脇にはみ出している。
あれ? ちょっと卵見えてません?


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源次郎 今日は11時にようやく来るし そろそろ交代時刻かなという頃にはそわそわ落ち着かなくなるし 交代?ちょーっと待っててねー ときりちゃんにフェイントくらって飛び去られ しぶしぶ卵の上に戻ってすわり直す。

しっかりかあさん のんきなとうさん



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2016年05月28日

ベランダ物語 鳩は二度ベルを鳴らす

鳩のことを調べた。

 その壱 一回に二個の卵を産み育てる

  
ふーん、うちのベランダ組は1個か...


朝、ちらと見て親鳥がいないので大丈夫かいと見に行ったら、2個に増えていた・・・

<朝>
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すぐに戻ってきたきりちゃん表情ひとつかえず抱卵再開した。
一夜明けて卵が増えたというのに、今日はちっとも源次郎くんが現われない。なんだろう、忘れちまったのかな、どこふらついてるんだろう、事故にでも遭ったかな、と人間はやきもきする。


 昔のことだけど、イワトビペンギンのドキュメンタリーを観た。
仲間と食糧調達に行ったお父さんペンギンが、帰りにトドだったかに襲われて怪我をし血を流しながら、待っている家族のもとへ戻ろうとヨタヨタと岩を登ってゆく。励ますようにかわりばんこに仲間が近寄ってくる。けれど、だんだんお父さんの動きは鈍くなり立ち止まって、目を閉じた。
 カメラマン大嫌いだ! 助けてやったっていいじゃないか! ちっこいペンギン一羽ぐらい助けたってなんのバランスが崩れるもんか! 
びーびー泣きながらテレビに向かって怒り狂った。画面に向かって作り手にあんなに怒った記憶は他にない。
いまだにイワトビペンギンを見るとあのお父さんの姿がよみがえって胸がいっぱいになる。

動物もののドキュメンタリーはね、一所懸命に生きている姿みると泣いちゃうから、あまりみたくない。
このあいだなんかタコが産卵を終えて、役目は終わったと静かに死を迎える姿に涙。
もうね故郷を目指す鮭に涙、産卵を終え命尽きて川に漂う姿に涙だもの。
それでいてスモークサーモンに舌なめずりしてるんだから、人間は情けない勝手なものと重々承知。生きている業(ごう)としかいえない。


お昼前に源次郎くん登場して抱卵担当する。
なのだが、落ち着かない子だ。何度もすぐ巣を離れる。
その隙に撮影。

卵の位置変えています。なんと、小さな巣材がささやかに増えています。この細い茎、葉っぱ、昨日は無かったもんね。ちょっと運んでいたか。で、朝よりも増えている。

<昼>
tamagoga2pm.jpg


源次郎くん帰ってきました。5cmぐらいの細い茎をくわえて手すりに降りるや小走りに巣に向かいます。
落ち着きが無いなんていってごめんなさい。巣材を集めていたんだね。

ganbarugen.jpg

でもさ、やっぱり巣を作ってから卵産んでもらおうね。



調べてみました。
 その弐 産卵後10日ぐらいは卵を置いて留守にすることがけっこうあるようだ

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それと、卵いただいちゃう?なんぞと不埒なことを言ってはいけない。

「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」というのがあって、ひな、卵、親鳥の駆除は鳥獣保護法の対象になる。
駆除をするには捕獲しなければならない。捕獲は禁止されている。
捕獲するには役所に申請許可をとらないとならない。
こっそり野生の鳥獣に手を出すと、懲役一年以下という罰則があるのだ。

でも法律って解釈しだいで抜け穴だらけなんだな。
ある種の言葉遊びみたいだとも思った。

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おやすみなさい ベランダの親子たち




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2016年05月27日

ベランダ物語 鳩卵を産む

つがいの鳩が朝早くから来て、ベランダで時間を過ごしてはお昼ごろに帰って行くということが続いていた。
なんとなく源次郎くんときりちゃんと呼ぶようになった。

一昨日はきりちゃんが夕方になっても帰らないから、泊まっていくかい?なんて言っていたら、朝になってもプランターに座っていたので「お泊りしたの〜」と明るく声をかけたのだが、、、

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7時前に源次郎くんがやって来てうろうろし、いつのまにか二羽ともどこかへ飛び去ったので、めだか水槽に水追加、餌やり植物水やりと、いつものベランダ作業を始めてふとプランターをのぞきこんだら卵!卵があるではないですか!


時刻8時半
hato_tamago2.jpg

親がいない、冷えちゃう、どうするどうする、と人間がうろたえたところでなにも役に立たない、なにも起こらない。
吹きっさらしのむき出し。
こんなんでいいのか?ペンギンが卵を産んだら飼育員さん大忙しだぞ、といったって飼育しているんじゃないし勝手に産んでったんだし、どうすればいいのさ。

ウズラの卵ぐらいの大きさだ。採って食べ…?そんな趣味はない! なにを考えているんだ。

あるがままになるがままに・・・Let it be...
え?今はLet it go ? 知るかそんなの。


10時頃に見たら、眉間に白差毛の源次郎くんが抱卵していた。

hato_gen.jpg

神妙にかしこまって微動だにしない。微笑ましい。

外出して夕方に帰って見たら、きりちゃんが交代していた。
居住まいが落ち着いていてなんとなくゆったりしているし、年上女房かもしれない。


抱卵交代すると、ベランダにあった枯葉をくわえて、とっとことっとこプランターに運んでみたり、なんか細い10cmくらいの茎みたいなのをくわえて文字通り飛んで帰ってきたりして、それなりに一所懸命な源次郎くんなんだけれど、彼の巣材集めする姿はそれしか見ていない。他意なく忘れてるだけなのかもしれない。

お前さん順序違うだろう、卵は巣を作ってから産むんじゃないのかい!😵 と突っ込みをいれたけれど、首を伸ばした後姿の丸っこい頭や背中のラインから見るに、まだ若い子のような気がする。


鳩の習性では、夕方から朝は雌が、昼間は雄が抱卵するそうだ。
そーっと様子をうかがうと、その通り交代しているから可愛いものだ。

だけど、初日朝の2時間あまりの保護者なし状態は、気になる。卵本体は大丈夫なのか。
彼らの本能はOKを出しているということなのか? 不思議がいっぱい。






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2016年05月26日

ベランダ物語 鳩が朝来る

鳩のカップルが、朝6時から7時頃になるとベランダへやって来て、手すりから景色を眺めたり歩き回ったり、隅のプランターで寄り添ったり、のんびり過ごして昼前にはどこかへ去ってゆく。

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おととしあたりからたまに飛んできていたように記憶している。
去年の春には三羽来た。一羽はちょっと小ぶりだったから親子連れで来たのかもしれない。
そのうち一羽だけで来たり、二羽で来たりしていたが頻繁ではなかった。

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餌は決してやらないのに、なにが気に入ったのかと思ったら、めだか水槽の水を飲んでいた。

わざわざ来てくれたんだから、お米とかなにか啄ばめるものをあげたくなるけれど我慢である。やれフン害だやれ餌をやるなといった貼紙がすぐに張り出されるのが目に見えている。

田舎に居た頃は近所のお宮の鳩に餌をやりにいった。庭に雀がやってくれば台所へいってお米をちょっとつかんできてばら撒いた。ちいさなお客さんにもおもてなしできたものだけど。
そういえばこのごろ雀をみかけなくなった。

そうか水が飲みたくて来ていたのかと納得した。
ところがそのうち大胆にも水浴びを始めた。これはさすがに困る。めだかが怯えて姿を見せなくなってしまった。
ここはやっぱりめだかのお家なわけでめだかを守らなければならないから、ほかしてあった網で水槽を覆って水浴禁止状態にした。

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脇には大胆に水浴はできないであろうバケツ水槽があるので、そちらで水は飲める。

あるときベランダの手すりに薄紫色した花冠がひとつのっていた。
見たことのない花で、どこからどうやってこんなところに、どこのだれが持ってきたものか。
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風にのってきたにしても、なんとちょうどよいところに落ち着いたものだろう。
どんな形であれ花の贈り物とはなんだかちょっと嬉しい。
去年はそんなことがあった。

今年は鳩は来ないのかなと外を眺めていたら来た。
そして毎朝来る。

大葉の種を蒔いたら翌日さっそくそのプランターの上を歩いて土をつついていた。あわてて網をかぶせた。
保護した大葉はカイワレダイコンみたいにわらわら伸び育ち、日々むんずとまとめて摘んでは食事の友としても、なお次から次と賑やかに育ってくる。味噌巻を作るまでの道は遠い。


鳩のカップルはベランダの隅の、土が入っただけの樽型プランターが気に入ったらしく並んでおさまって、めだかに餌をやる私をじっと見る。源次郎くんときりちゃんと呼んでいる。

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ええ、「真田丸」観てますよ。あの二人の夫婦(?)漫才おもしろいんだ。
鳩の源次郎くんは眉間に白い差毛がある。

・・・鳩の眉間?眉?
どこにある・・・猫の肩・・・めだかの首・・・ペンギンの腰




posted by そら猫@あやまろ工房 at 01:13| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

マゼランペンギン

すみだ水族館にはマゼランペンギンがいる。

なにせスカイツリー脇の、天空の水族館でたいせつにされているから、みんな胸の羽は真っ白、黒々とした後姿はぴかぴかつやつやしている。
内装や照明の雰囲気もあいまって、ペンギンのシティーボーイといった風情だ。

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マゼランペンギンは胸の黒い二本線が特徴。
同じフンボルトペンギン属のフンボルトペンギンとケープペンギンは黒い線は一本。
そしてケープペンギンは目の上の白いラインが幅広い。といった具合に見分けをつける。

だけどどこの子だったか、ケープペンギンなんだけど、黒模様がつながっていつのまにか二本線になっちゃった〜!!
という話があった。人生、じつにいろいろなことが起こるものだ。


ホースをくわえていたずらをしている子がいたので撮影したけれど、ここは完全LED照明になっているので光量が足りずシャッター速度が落ちてみなぶれてしまった。残念。
いたずらペンギンはかわいいぞ。


名物マゼランペンギン・ソフトクリーム
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白と黒、というかグレー
おいしゅうございました  


そうそう、新江ノ島水族館にはペンギンべっこう飴があったっけ。
あそこにはフンボルトペンギンがいるんだ。
ペンギンべっこう飴
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スカウトしてきたまぜーるくん 
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ちょっと苦みばしった左の白い眉がよろしい。 
ショップの棚から取り上げるとすぐに「きみはマゼランのまぜーるくんだ」と名前が決まった。


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別にマエストロ ロリン・マゼールに因んだ訳ではありませんが、まぜーるくんまぜーるくんといっていたら、なんとなくR.マゼールを聴きたくなって、聴いた。
、、、たまにはこういう刺激もいい、かな。。。



おじさんとマゼランペンギンのディンディンのお話


「おじさんのところへ行こう」
とディンディンが小さな体で一心に水をかき、泳いでいる姿を想像すると、それだけでもう涙が滲んでしまう。
なにを思いながら海を泳いでいるのかなぁ。なにも考えていないか。なにかに突き動かされてただ体が動くのか。
推定6歳ぐらいの男の子だそうだ。

マゼランペンギンは、体長68〜70cm、体重3.5〜4.9s
ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属




posted by そら猫@あやまろ工房 at 20:35| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

めだか物語 わらわらの季節

朝、窓側の丸水槽で水草にのっかって「し」の字になっている子がいた。
めずらしい格好だから写真に撮ろうとよく見たら、卵を付けていた。

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まわりの水草にもちらほら卵が付いていたが、時間がたつとほとんど白く濁ってしまった。


好い天気なのでベランダでプランターに大葉の種を蒔いていると、各水槽にめだか達がぷかぷか浮いてきた。

住人4匹かと思っていたところに12匹もいるではないか! 
他の水槽も、えらいにぎやかじゃありませんか 

おまえたちこんなにいたのかー! というのが正直な感想で、寒い時期をなんと上手にひっそりと身を潜め生き延びてきたのか、生きる知恵が具わっているんだねぇ すごいねぇ〜と頭をなでて褒めてやりたくなる。

覗くと、わーっと散った。
かれらの集会をじゃましないよう、しずかにしていよう。

大葉の種まきはおわった。育っておくれ。



以前クルツ君という子が、指先で頭を撫でさせてくれたものだ。
〈クルツ君〉
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posted by そら猫@あやまろ工房 at 16:37| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月08日

魚のエサになってシアワセを味わう

たまに行くお風呂屋さんに、細長い水槽が二つ増えていて、なかに黒い小さな魚がいっぱい居た。

皮膚の角質を食べてくれるドクター・フィッシュ こと ガラ・ルファ(学名:Garra rufa コイ亜科)

改修前のサンシャイン水族館で、ということはえらい昔になるが、展示してあって、こういう魚がいるんだ!としげしげ見つめたが手をいれる勇気がなかった。だってえらい元気よくワラワラワラって群れてくるんだよ。小さくたって群れはちょっとこわいじゃないか。同行の友人は手を入れたんだっけ?忘れた。


さて、水槽の一つにはめだかの成魚くらいの小ぶりな子たちがいて、もう一つにはふた周りくらい大きな子たちがいた。
見ている分には可愛い。
試してみようか、と水面を見つめること15分以上。
けれど案内板の写真にあるみたいに、わが足に黒い魚が群れた様子を想像すると、心の中は「勝手に想像して恐怖におののく“ぼのぼの”状態」になっていたのはたしか。
皮膚の角質を取り除いてくれる...? ものは言いよう。ありていに言えば、私がエサとして魚に食べられるっちゅうことだよ。

ちびちゃんたちはよくお仕事してくれました。(小さいほうを選んだ。大きいほうは正直おっかなかったから)
わが両の足にさっそく寄って来て、チュッチュチュッチュ。
むず痒いし彼らには歯がないはずなのに時たまチクッと痛かったりしたけれど、ちいさな胸鰭で体を支えながらチュッチュしている姿はいとおしい。
行かないで! と縋り付かれているような気分になった。
肌が荒れているなと気にしていたところへ、ちゃんと群れていた。
魚がムニムニ、チュクチュクする姿は不思議な光景で、ぼんやりみているうち、お試し10分終了。

お試し期間で10分500円だった。

足の裏ちょっとつるつるしたような...?
気のせいでもいいと思った。可愛い魚の一所懸命な姿をみたら、それだけでなんだか満足したんだ。
が、気のせいじゃない。
ガラ・ルファ君たちはお仕事をしてお腹を満たし、こちらはお肌がきれいになる。
いい相互関係ではないか。





これはめだかのどんぶり

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めだかが泳いでいる

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posted by そら猫@あやまろ工房 at 23:07| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする