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 あやまろ工房

『絵のない日記』〜そら猫通信

しのぶべき人もなき身はある時にあはれあはれと言いやおかまし  和泉式部

2011年06月07日

なつかし台湾バナナ

病気になったので、いかにも療養中といった食べ物を摂っている。
おかゆ、ヨーグルト、果物入りのゼリー、榮太楼のアンミツ。
メロン、すりおろしたリンゴ。

珍しく台湾バナナが店先に出ていたので、懐かしくて買ってきた。“昔ながらのバナナです”というシールが貼ってある。

口にすると、果肉がほっこりして甘味が広がる。
バナナといえば、子供の頃は風邪を引いて寝込まないと、口に出来ない高級果物だった。
熱で味なんてわかるはずもなくて、元気なときに食べたいのになあと何べん思ったことか。
昔のバナナは台湾産だった。
月日が流れるうち、フィリピン・バナナしか見かけなくなって、時おり台湾バナナは何処へなどと思っていた。こういう健康状態のときに手に入ったというのが、ちょっと因縁めいて嬉しい。


すりおろしたリンゴというのも、何十年ぶりに口にしたことだろう。これも子供の頃の病気時定番食だった。こんなにおいしいものだったか。


懐かしい味との再会は、「はい、これで元気になるんだよ」という遠い日の呪文がよみがえったような気持ちになった。

あとは、白桃とみかんの缶詰を食べれば、昭和の子供の回復の呪文は完成する。


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つつましくアナカリスの花咲きにけり
posted by そら猫@あやまろ工房 at 18:46| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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