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 あやまろ工房

『絵のない日記』〜そら猫通信

しのぶべき人もなき身はある時にあはれあはれと言いやおかまし  和泉式部

2016年06月25日

ベランダ物語 二羽の雛鳥


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本日6月25日
おそらく未明に 大きいちゃんが、
黄昏時に 小さいちゃんが、
鳥の国に帰っていった。
二羽共に孵ってから13日めだった。


日中小さいちゃんの世話をしていたおとうさん鳩は、夕方になるとベランダの手すりにとまって「クークー クークー」と何度も鳴いてから飛び去った。

その後、暗くなってくるし気になるので残された小さいちゃんの様子をみにいくと、小さな体ですでに鳥の国へ旅立っていた。


6月22日の夜から、ヒナたちだけで寝るようになっていた。
朝になって親がやって来るとにぎやかに鳴き、小さな翼をばたつかせて飛び上がりながらエサをねだった。

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このところ雨が続いた。それに昨日の夜は寒かった。
今朝も寒かった。
親が育ち具合をみて夜の添い寝をやめると判断した時期と、天候の不順が運悪く重なってしまい体調を崩したのかもしれない。
昨日の朝掃除したとき糞が少ないと思った。すでに変調があらわれていたのか。




生まれて7日のころ
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ねむい



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夏至の前夜 見張り番をしていたお母さん鳩



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鳴くな鳩どつこも同じうき世ぞや


※元句: 鳴くな雁どつこも同じうき世ぞや   小林一茶





posted by そら猫@あやまろ工房 at 23:42| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

ベランダ物語 雛すくすく

二羽のヒナが孵って、おかあさん鳩とおとうさん鳩は交代でピジョンミルクを与え、ヒナに寄り添って温めています。



二日違いで産まれた卵なのに、一緒にかえるんだね。でもちゃんと大きいちゃんと小さいちゃんになっている。
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最近は二羽だけで留守番する時間がふえてきた。
そのときはまだまだ二羽でぴったりくっついてすやすや眠っている。
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ころあいになると親鳥がやって来てミルクをあげ傍に座って温める。
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おかあさん


もう胸の下に入りきらないの。はみだして、頭隠して尻隠さず状態なの。 0616_atamakakushite.jpg
日中担当おとうさん


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むりやり体の下にヒナを仕舞いこんだらこんなに膨れたきりちゃんである。


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源次郎くんも膨れます。



ヒナたちが孵ってから一週間たつが、ゆうに倍の大きさになっている。
倍育ちだ!
体が黒っぽくなってきたし、なんと小さな翼がみえる!
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ピジョンミルク(素嚢乳 そのうにゅう)というのは、雌雄親鳥の素嚢のなかで作られる。
成分は
各種アミノ酸含むタンパク質、脂肪、ナトリウム含むミネラル、ビタミンA・B・B2、水分

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おとうさん

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催促されています。


そりゃあすくすく育ちましょう。五日目には目が開きました。
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満腹



鳩の糞害とよくいわれるが、食べりゃあ出るのは自然の理。
巣の中に糞が目立ってきたので、親不在のとき割り箸でつまんでざっと掃除した。

手乗り文鳥をヒナから面倒見て一緒に暮らしたし、まだ目の灰色なころの子猫だって育てて毎日猫トイレ係りしていたから苦にならない。


そして驚いているのだが、ベランダにはまったく糞の汚れがない。
きりちゃんと源次郎くんがここを育児室にしてから、手すりにも糞をしなくなった。
営巣以前はたまに手すりにやらかしてくれて、ムッとして片付けていたのは確かだ。

それとめだか水槽では両者ちょっと水を飲むだけで、いまは水浴禁止網はしてないからやろうと思えば出来るであろう水浴びもしない。

一口二口水をのんでから床に下りると決まって、源次郎くんは植木鉢の左を回って、きりちゃんは右を回ってから巣に入る。
鳩にだってこだわりがあるのだ。
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母は強く美しい






posted by そら猫@あやまろ工房 at 17:40| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月14日

ベランダ物語 雛が孵った!

13日朝の5時頃のこと

雨が降っていたので吹き込みよけにすだれをたらしてやろうと、ベランダに出てちょっといじって下を見ると、きりちゃんの座り方が縦に長くなっている。
最近は平たくぺったりしていたのでどうしたのかと目を凝らしたら、卵がはみ出していた。

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いつも慎重なきりちゃんなのに、どうしたのかなと思った。


8時過ぎに羽ばたく音がしたので見れば、巣に親の姿がない。
そして・・・卵がなくなっている・・・

なにが起きたのか一瞬わからなくて、
土の色でまぎらわしいが、よくよく見ると、ヒナちゃんが二羽かすかに、うごいている 

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すぐにきりちゃんは戻ってきて、雛を覆って座った。

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10時20分 源次郎くん飛来。きりちゃんねぐらへ帰る。(本宅どこにあるんだろう?)


ふん♪ふん♪ふ〜ん♪ 
手すりから棚の鉢を踏んづけてめだか水槽のふちをつたってと、いつものルートで巣に近づいた源次郎くん、固まった。

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源次郎「なに?これ・・・」
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源次郎くんのとまどい
こうやって見つめてから、ヒナの隣に座って、またじっと見つめて考えて、やおら
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右の翼でやったから彼は右利きなのだろう。

ヒナはむにゅむにゅ動いた。

鳥は見込みのない雛を巣から落とす、育てるのは見込みのある子だけ、などという知識を昔どこかで仕入れていたので、それを目の前でやられたらやりきれないとそっと様子をうかがう野次馬は怯えた。
それとも、見慣れない変なのがいたから警戒してつついてみただけなのか?


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ヒナが源次郎くんの胸にすり寄っていった。

すると、前にちょっと進み出てヒナを胸の下に入れた。

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ヒナを胸の下にすっぽりと抱く



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お昼頃
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ヒナ二羽、お父さんからかの有名な高たんぱくピジョンミルクのお食事をもらっている


午後3時過ぎると交代のきりちゃんがやってきた。

鳩の一家
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「クックルー クックルー」と低い鳴き声を交わす。
二羽の会話を初めて聞いた。


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ヒナちゃんはみだしてるけど、心配ないから

夜はおかあさんといっしょ
最高級の羽毛掛け布団だね
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水無月13日 早朝 ハトの雛が二羽無事孵化。

7つのめだか水槽の水面には、全めだか総出かというほどに皆々ぷかぷか泳ぎ出ていた。
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あさざが並んで咲いていた。
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ちいさな二つの命を迎えて ベランダの住人たちがお祝いをしているようだ









posted by そら猫@あやまろ工房 at 23:40| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月12日

ベランダ物語 すてきなベッド

卵を抱く親鳩の姿勢が、以前より横幅が広がり平たくなってきた。

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きりちゃんはしきりに周囲の土をつつくようになった。
鳩は消化のために土を食べるということなのでそれかなと思った。


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しかしよく見ると、こんなことをしていたのだった!


5月28日
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2個めの卵を産んだ後



6月8日
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卵の下には大きさの揃った小石や土塊がきれいに敷かれていた




本能の導きにひたすらの敬意を抱く。


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源次郎「すごいデショ!」


すごいよ 君たちは





posted by そら猫@あやまろ工房 at 00:24| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

ベランダ物語 鳩のお宿

関東も梅雨入りした。

先週、夜に雨が降ったことがあり、そのときベランダで雨はしのげるだろうが吹き込むこともあるだろうと、巣のある一角にちょっとした雨よけを設えた。
雨に濡れてもじっと卵を抱く姿を想像したら、何かしてやりたいと落ち着かなくなって、ベランダにあったガラクタで急ごしらえした。

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親鳩がめだか水槽経由で床に降りたときには、鉢植えをすり抜けながら巣によじ登っている。
すぐそばの鉢が乾ききっていたのでペットボトルで水をやったが、抱卵中は顔先10cmにボトルが近づいても微動だにしなかった。さすがだと感心した。
その姿にこちらが甘えて、また同じ鉢にボトルで水をやったら、わずかに頭を後ろに引いた。
これは私がいけない。平謝りに謝った。親鳩は卵を守ろうと命懸けだったんだよ、この瞬間。


イソップ物語に
「あなた方にとっては遊びでも、私にとっては死を意味する」
石を投げる子供に向かって蛙がいった。というおはなしがあったはずだ。



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おかあさん
胸の乱れた羽の下に卵を抱く。座ったとき卵がはみ出していると、スッと嘴で上手に羽の下にかき寄せる。


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おとうさん
胸の羽を広げたぶん脇にはみ出している。
あれ? ちょっと卵見えてません?


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源次郎 今日は11時にようやく来るし そろそろ交代時刻かなという頃にはそわそわ落ち着かなくなるし 交代?ちょーっと待っててねー ときりちゃんにフェイントくらって飛び去られ しぶしぶ卵の上に戻ってすわり直す。

しっかりかあさん のんきなとうさん



posted by そら猫@あやまろ工房 at 17:30| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする