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 あやまろ工房

『絵のない日記』〜そら猫通信

しのぶべき人もなき身はある時にあはれあはれと言いやおかまし  和泉式部

2018年02月03日

べらんだ亭の寒い朝


北風吹きぬく 寒い朝も

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ちびは生まれて初めての冬 初めての雪



心ひとつで 暖かくなる

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傘を広げりゃ上に乗る ああ人(鳩)生はかく楽しむべし



清らかに咲いた 可憐な花をみどりの髪にかざして

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 首をかいかいっとしたらちょっと抜け毛がほわほわと・・・



今日も あああ

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いつのまにか棚に入り込んでいた 夫婦仲がいいなあ



北風の中に待とうよ春を

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子鳩  まめーず:くろまめ(左)しろまめ(右) 2017年11月16日生まれ



北風の中に待とうよ春を

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親鳩  源次郎(左)小春(右)


 「寒い朝」 詞:佐伯孝夫






posted by そら猫@あやまろ工房 at 19:17| 神奈川 ☁| Comment(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

謹賀新年 2018 

今年の干支は戌 
ペーパークラフトは犬張り子

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しっぽをつつくと左右に揺れる


毎年お世話になります。キャノンクリエイティブパーク
http://cp.c-ij.com/jp/contents/CNT-0021484/index.html


昨年は、酉年でありますし鳥類仲間として参上つかまつった! とばかりに鳩一家が出入りして、とどのつまり一年の間に五羽の子鳩が生まれ育った。

10月末の木枯らし1号が吹くころ産まれた卵から、11月16日雛が孵って、こんな寒さの中で育ったらペンギンになっちゃうんじゃなかろうか、とアホなことを考えた。

小学一年生のときだったと思うが家に子猫が来た。初対面、茶の間のテーブルの下で小さくなっていた姿を今でもはっきり覚えている。茶白模様のこの子はぐんぐん大きくなった。きっと虎みたいに大きくなるんだ、そしたら背中に乗せてもらおう、と夢見た。
三つ子の魂百まで 


お父さん!ミルクちょうだい!
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無事に育った。鳩のお父さんお母さん、偉いね。


寒さがつのる
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肩を寄せ合う兄弟



そうそう、こんなのがあるんだ。
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鳩サブレーの豊島屋の鳩さんたち 映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」とのコラボ缶鳩サブレーがでてるので、上から亜紀子さん、一色先生、キンさん に扮している。

一色正和先生の頭が百田尚樹先生になっちまってるのは、ハトだからご愛嬌だが、一色先生=堺雅人さんの頭が・・・と思うと、かわいい😃と笑っていいものかいささか迷いつつ、微笑まずにはいられない。ちゃんと腕組みしてるんだもん 

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ちなみにハトの亜紀子さんが持っているのは、「鎌倉ものがたり」第18巻
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映画、もう二度観に行ったんだけど、もう一度いこう。
本編のなかにもこんな感じで、こっそり仕込まれたものを見落としてるところがまだまだあるようだ。






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鳩ぽっぽ
鈴です 豊島屋の本店にしか売ってないんだよ 鳩グッズだらけなの



初詣は福招き白猫神社へ
http://studioayamaro.web.fc2.com/page9.html






posted by そら猫@あやまろ工房 at 00:06| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

冬のベランダ亭便り〜鳩のお宿

現在宿泊ご利用のお客様

鳩の小春お母様とお連れのこちらで生まれて現在21日目の二羽の雛ちゃん。
11月中旬からやってきて、セルフサービスで寝場所を確保したおとな鳩一羽。
「おやすみなさい」「おはよう」とお泊りしています。


なんでこうなった
寒さに向かうこの時期に産卵て、、、と傍観者が重い気分で見つめていた卵から、11月16日に小さなふわふわの黄色い雛が生まれた。

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感動と正直なところ困惑と不安である。
寒さにやられるのではないかと、とにかくそればかり気にかかる。
小さな命が目を閉じて動かなくなっているのを目の当たりにするのはほんとうにつらいのだ。傍観者にすぎないと距離をおきながらも、毎日見ていれば情がわく、手をこまねいているしかなかったのかと自問自責するし、落ち込んでぜったいに寝込む。とにかく無事に育っておくれ。


お父さんは慣れたもの 
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ごはんタイムはピジョンミルク!


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羽色の違いがでてきた。生命力というのはほんとうに凄いし不思議だ。

たっぷり太っていてちょっと安堵。二羽はぴったり体をくっつけてお互いを温めることができる。

昨日灰色で少し体の大きいチビが巣からこぼれた。
半径30cmぐらいの範囲をちょこちょこ動いた後、なんとか飛び上がって這い上がるかと見ていたがまだそれもできず、隣のもう一つの鉢の下にうずくまった。
夏場ならそのまま試練の一歩とながめていられたが、この季節、外気が冷えてくるし、巣に残った相方のチビの体も冷えてしまう。

様子を見に来た源氏郎父さんはどうすることも出来なくて、ねだられてとまどいながら下にいたチビに給餌したものの、巣にいるもう一羽のチビのことはなんと忘れてしまったようでその場を離れた。

ビニール手袋をし、チビながら嘴と翼での攻撃はなかなか激しいので、適当な大きさのビニールをかぶせて捕まえた。
ぷくぷく太っているけれど、案外ふわりと軽量だった。
巣に戻すとすぐに二羽でぴたっとくっついていた。やれやれ。


葛藤しながら過保護
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ホッカイロをタオルにくるんで置いてみた。使い心地、なんてものは理解していないであろう。
お母さん鳩だって、これまでは10日ぐらいで夜の添い寝はやめたのに、すでに三週間経つが巣からはみ出しながら、夜もチビたちにくっついて過ごす。自分も温かいというのもある、かな?

実は、抱雛を交代するお父さんお母さんに“ハトのごはん”を提供した。
雛のごはんであるピジョンミルクを体内で作るには、親がまずお腹を満たさなければならない。

日中の保育と給餌担当のお父さんは交代するとねぐらへ帰って行く。お母さんは給餌と夜の添い寝。
この時節朝はなかなか明るくならないし、暗くなるのは早い。夏場とは勝手が違って親自身のえさ探しも難儀するのではないか。貧弱な体力ではピジョンミルクを十分にあたえられないのではないか。雛に体力がつかないのではないか。
お父さんお母さん、雛ちゃんに栄養たっぷりあげて育ててね━ そういうわけで多少の振る舞いをした。
こんな冬場の子育てだもの、掟破りはする。




定宿にしているメジリちゃん

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雛が生まれる前日の夕方に白い棚に現われてじっとしていた。暗くなったことだし一泊しておゆき━それから律儀に戻ってくるようになった。

朝になると出かけて行く。日中は仲間と行動しているようだ。
夕方4時半ころになると戻ってくる。いまのところここがねぐらになっている。


いっとき泊まりにきていたクロッポちゃん
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雛が生まれて一週間後、親鳥が日中巣から離れがちになったころやって来た。
メジリちゃんの定位置が気に入ってしまい、追い払うことができないおとなしいメジリちゃんは、自前でオレンジ色の棚にちょうどいい隙間を見つけすっぽり納まって寝るようになった。

12月の初めになると夜は来なくなった。
日中やってくる今年生れ軍団には混じっている。
どこかにいいねぐらをみつけたか。

メジリちゃんも日中は軍団に混じって立ち寄る。それでも夜はここへ一羽戻ってくるというのが、「はぐれ鳩」気質なのか、といささか心情的に近いものを勝手に抱いて、暗くなっても戻ってこないと、さよならの時かと諦めかけ、いつのまにか小さな黒い影があるのを認めると、おかえり、ゆっくりおやすみといって安心する。

二羽ともにくっきりしたアイリングと大きな目が可憐だ。群れていても区別が付く。



鳩の暮らしぶりいろいろ

夫婦でひなたぼっこ
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鳩ってこんな格好するんだ・・・










posted by そら猫@あやまろ工房 at 20:50| 神奈川 ☀| Comment(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

鳩の源次郎くんの場合

現在わがベランダを離れか別荘よろしく毎日使って過ごしている鳩カップルは、源次郎と小春。


**********



去年は源次郎くん(左)と きりちゃん(右)だった。
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初夏のある日ベランダにそろってやって来てから、めだか水槽の水を飲み仲良く遊んでいくもので、微笑ましく見ていた。ちょうど大河ドラマ「真田丸」の源次郎ときりの夫婦漫才みたいなやりとりが気に入っていたので、二羽の鳩の名前に頂戴した。

雛も生まれ、すべてが愛らしく元気に育つのを興味津々見守ったが、梅雨の明けない6月の末に室内でも足に刺すような寒さを感じた夜があって、急な気温の低下で体調を崩したか、小さな兄弟は親を残して鳥の国へと先立った。
亡くなった雛たちを親鳥二羽がのぞき込んで、低い鳴き声を交わし続けていた様子を思い出すと、鳥も人も無く切なくなる。

そんな試練もあったが、以後もときたま遊びに来ていた夫婦が、この正月にはそろって顔を出したから、今年もよろしくといったのだが、春三月になったら、源次郎は模様が異なる新しい伴侶を連れてきたものだから、源次郎と小春と呼ぶようになり、子鳩が三羽ここで生まれ育った。

二度ほどきりちゃんではないかと思われる子が来た。きりちゃんかい?と声をかけると、おっとりとこちらをみた。
一度は一羽で来て水を飲んでいき、二度目は初めて見る鳩があとについてきた。新しい連れ合いができたんだ、それぞれが元気に過ごしているんだ、よかった、となんだかホッとした。


鳩の源次郎ときりちゃんの間に何があったかは知る由もない。。。日は昇り日は沈む




先月、ご本家の源次郎様が、2017東京ドラマアウォードで「真田丸」での主演男優賞を受賞して、名誉という形で報われてよかったなあと思った。一年間あの結構のドラマで主演というのは、さぞ胆力がいるだろうと、素人ながら想像していた。
三谷幸喜「きっちりと受けの芝居を続けるのは何百倍も難しい」って、そういうふうに書いたのあなたですわな。
ご本家源次郎様の言は「助演を一年間重ねての主演」
いつもにこやかにさらりと図星を突いたことを言う人である。



かくれ住て花に真田が謡かな  蕪村
ドラマを見た余禄のひとつ
与謝蕪村64歳のとき高野山に詣で、九度山の真田家旧蹟を訪れての一句に、出会えた。




*********

さて、2017年は 鳩の源次郎くん(下) 小春さん(上)  
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今年は君たちとみっちりつきあって、鳩の生き方を見せてもらったけれど、はやもう立冬も過ぎた。
でもってどうするよ
今日現在これって・・・
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前回は10月初めに産まれた卵の受難を記録した。それでも奇跡はあるかもと一縷の望みに縋っていたのだが。

さらなるとどめの受難は、バサッという外の音に何事かと行ってみたら、二つの卵が巣から1メートルほど離れた床に並んでころがっていた。なにが起きた?
誰がどうやって巣から、こんなところへ運んだのか。うずらの卵大のものを、鳩の足は掴んで運べないだろう。無論あの小さな嘴でくわえることなど出来ない。
狐につままれたような気分だった。

それで、抱卵していたはずの小春はどうしたとみれば、空になった巣をとまどった様子でつついていた。
とにかく卵を巣にもどしてやったが、脇に寄っていた母鳥は東の方角へ飛び去った。

夕方、風が冷たくなってきても親は戻ってこなかった。
翌朝、巣には白い卵だけが並んでいて、ようやく8時を過ぎてから源次郎が姿を現した。その日一日小春は姿をみせなかった。
産まれてから17日目、親が見放した。
10月の卵たちは、ここまでだった。

若手軍団のやんちゃのとばっちりでの不幸とも言える。
しかし、10月下旬は雨の日が続いたり、12月半ばの寒さだという日があったり、木枯らし1号は吹くし、冬が迫ってくるというのに、小さな雛が生まれても寒さに耐えられないのではないかと不安がついてまわっていた。
かわいそうなことだが、情け容赦のないこの幕切れを現実として受け入れるしかない。

子育てから解放された夫婦は、そろって洗濯物干しを見物したり、仲良く並んで日向ぼっこをするのんびりとした日々にもどっていった・・・どころかエライことになった

源次郎の浮気

黒っぽい羽色のクロちゃん軍団の顔出しが少しずつ増えきて気になっていた。
軍団には、縄張り侵入許すまじと源次郎が憤然と立ち向かって追い払う。

で、逃げずに留まっていた丸っこい子に向かってグルックーグルックーとしきりに鳴きながら膨れていたから、威嚇しているのだろう、と見ていたら、アラ?
ニャンニャン...👀 鳥の場合でもニャンニャンでいいのか? まあこれがいちばん意味は通じる💦 

それでもって丸っこい子は源次郎の後について歩いている。あぁ〜男と女。
距離を置いて並んでいたら、小春ちゃんが来たよ。
浮気相手と正妻にはさまれた源次郎、固まっちゃって、いつもなら追い払うわんぱく軍団の二羽もやってきたのに、見えないふりをしてかしこまっていた。

数日後、丸っこい子がまたやってきた。なんというか動きがおっとりとしていて心なしか艶っぽい。近寄られて源次郎はふらふらと、、、、二度目の逢引現場を目撃して、あらあらと目をそらしたら、チビーズの巣だった南の鉢に小春が座っていたのでびっくりした。その足元に卵が見えてもっとびっくりした。
10月29日のことだった。二個めは二日後に産まれた。

第四期産卵 木枯らし 霜月 立冬

巣作りの気配なんて微塵も無かったから急いで準備をしなければならない。日中の源次郎は卵抱き父さんになり、小春が巣材をくわえてぎこちなく運ぶという珍しい光景が見られた。でも、やっぱり巣作りは父さんにまかせておけ、と源次郎が巣材をくわえて小走りに巣に向かう姿は堂に入っているし、むしょうに可愛い。鳩の小走り。
ベランダの隅に立てかけてあった古箒の穂先を食いちぎっては持って行く。はさみで切ってほぐしておいたら、さっそく持ち帰ってきれいに丸く並べていた。

こうなるとホッカイロの差し入れもしたくなるが、それは迷惑なだけだろう。歯痒い。

しかし、丸っこい子だってもしかして卵を産むかもしれない、そのとき傍にだれがいるんだ。だれが交代して卵を抱くんだ?

それから数回、丸っこい子は一羽でやって来て、手すりにとまって遠くをみている姿があった。
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丸っこい子ちゃん

あたしの思うヒトはあの空のむこうからやってくる、とでもいいたげな風情で、哀愁が漂うこと、思う人を乗せた船の煙が見えるのを待つマダム・バタフライのようではないか。ちょっと立場がちがうのはこの際どうでもいい。
ところが空のむこうから戻ってきたのは小春で、冷ややかな火花が散ってからしらっと脇をすり抜けると水槽の水を飲みに床へ降りた。

あん?源次郎 お前罪な男だなあ おい
と卵をしっかり抱いて不動のときに責めたら、キョトキョト目を動かして黙りこくっていた。まあ、鳩ですから喋るわけないけれど。


こういう子もいます ヨウムのうめちゃん 



にゃんにゃ にゃ〜んにゃ って、鳥にも猫語使って大丈夫のようです


罪作りな男よ、とのんびり父さんを見る目がちょっと変わったが、待てしばし 男と女 いろいろあってそんなものではないかい?
ある時、縄張り侵入許すまじと奮戦の源次郎、クロちゃん軍団の一羽と正面対峙し、にじり寄っていくと間にさっと割って入り、クロちゃんを睨みつけたのは小春だった。
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左源次郎 真ん中が小春 右クロちゃん
小春、毅然としている。鳩の巴御前だよこれは。

いつもは源次郎が侵入者を蹴散らして奮戦している間、ほんわりと控えているのに、今にしてみればこのときはどうしたのだろう。もしやクロちゃんとは顔なじみだったのじゃないか、ここへ姿をみせないときの交友関係なんてわからないからねぇ。。。

小春「これはうちの亭主よ、手出ししたら容赦しないから。かえって!」
クロ「ふっ、そういうことかい。しあわせにな」

妄想世界に突入した。

するうちに、丸っこい子ちゃんが、大柄なクロ鳩と一緒に悠然と現われた。そのときひらめいたのは、も、もしかして美人局だったんじゃない? そこはかとなく漂う色気 ハニー・トラップだったかあ? 
源次郎一家の縄張りを奪おうとクロ軍団が、若手派遣から着々と手を打っていたのかもしれない。

いいように妄想世界は広がる  いとたのし
いや案外当たっていたりして


最近現われるようになった、珍しく眉間に源次郎風白差し毛がある子。尻尾の先は白
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なんだかんだあっても仲の好い夫婦
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破鍋に綴じ蓋

源次郎・小春「そこ、うるさいんですけど!」










posted by そら猫@あやまろ工房 at 13:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

きみ達 ほんとにぎやかだねぇ

二度あることは三度ある

鳩の源次郎一家、今年三度目(!)の子育てをしている。

きょうは午前十時。小春と抱卵交代で巣に入りかけた源次郎が座らずに、じーっと卵を見つめていた。
まあね、あんなことがあったばかりだから。鉢の向きは変わっているし、なんかいつもと違う気配を感じたのだろう。

父さん、近寄るとゆっくり胸の下に卵を抱え込んで座った。

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ねえ源次郎父さん、子育てに八面六臂の活躍するあなたは人間界だといまどきは、イクメンていうんだって。
知ったこっちゃねい? だよねー  ただひたすら親鳥であるだけだもん、ねえ。


あんなこと

10月2日
小春ちゃんが足元をすり抜けてトコトコ歩いて行くのを、ずいぶん肥えたねぇと目で追っていったら、その先に卵があって唖然。いつのまに・・・ そろった太さの小枝がきれいにしっかりと重ねられた巣ができていた・・・

ほら みて と誇らしげな小春母さん
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ちょっと待って、カメラとってくるから、と言って戻ってくるまでこの体勢のままでいた。
初めて会ったころと比べたらずいぶんうちとけてくれるようになった、と勝手に解釈する。


10月3日
覚悟してましたわ。卵ちゃん二個目。
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源次郎一家の今年生まれの三羽とキジ模様で全身が黒っぽい三羽が、入れ替わりたちかわり現われる。
顔つきや体型からして今年うまれの子たちの軍団のようだ。

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クロくん


朝鉢合わせすると、ここは我縄張りだ!! と源次郎は走り、威嚇し、体当たりし、と奮闘して追い払う。
が、交代した小春が去ると明るいうち源次郎は抱卵して動かないから、今年生まれ軍団はひょこひょこ現われ昼頃までのんびり時間を過ごすことがある。
ときどき腹にすえかねた源次郎が巣から突進して追いかけ、首を押さえ込んで懲らしめる。
クロくんたちは時間をずらし、わりとおとなしくすごすのだが、生まれがここなんだから里帰りだよ〜ン (自立できてないともいうんだよン)のチビーズとチビ若丸あたりは、勝手知ったるという調子でうろうろし寛いでいく。


10月9日
今年軍団が来てバタバタ騒いでいた。
いやうるさかったやっと静かになった、と見に行ったら、巣のある花月の鉢がひっくりかえっていて、騒ぎの主たちはだれもいなくなっていた。
卵が二つとも床に放りだされていた。

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去年の配置だけどこの木 花月 かねのなるき

枝に乗っかったんだねえ・・・
おとなの鳩はこんなとこにとまらないよ


卵を巣に戻していると小春がやってきてすぐに抱卵したが、割れはしなかったけれどえらいことがおこってしまった。鉢から転げ落ちてだいじょうぶなのか。
だめかもしれない、と相変わらず卵を抱く夫婦をみて複雑な気持ちになっていた。


そして今朝の九時ころ、また今年軍団がきて騒いでいるなと、静かになってから掃除に出たら、またまた鉢がひっくりかえって卵が放りだされていた。
前回とおなじ、鉢を起こして卵を戻したら小春がすぐにやってきて卵を抱いた。

もうね、あきらめよう、と卵を抱く小春に向かってつぶやいた。
野次馬ながらにしょんぼりしていたら、交代の源次郎がやって来た。
という顛末。

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この季節、ベッドには本物の羽毛
巣材の足しにと、枯葉と羽毛をくわえてもどってくるお父さんなのだ









posted by そら猫@あやまろ工房 at 23:44| 神奈川 ☔| Comment(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

目覚めは鳩時計


今朝はぐっすりと寝込んでいて、鳩の源次郎のグーグーグーという鳴き声で起きた。
これぞまことの鳩時計。

ベランダをみると源次郎一家がすでに来ていた。

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ちかごろは毎朝一家三羽が揃っている。
おや今朝はお父ちゃんだけかと思っても、少しすればひょこひょこと母子がつづいて現われる。



8月の暑い日には揃って水鳥になっていた
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左:お母さん 右:ちび

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手前から お父さん、ちび、お母さん


水浴びはずっと遠慮してもらっていたが、今年ばかりはばしゃばしゃと水槽に入ってゆく姿をみても そうだろうねー と さすがに制止する気になれなかった。今夏は2回、親子で水鳥になっていた。

この樽型水槽がいいらしい。 中に植木鉢が置いてあるので足場にできるからか。
ここには、めだか住人が二尾いる。
鳩族が去ったあとは、ごめんねと平謝りで、急いで水を足して浮いている油や羽を流してやった。野生で生きる鳩の羽を守っている油が落ちて水面を覆ってしまったのだ。
落ち着くと、なにが起きたのかわけが分からないめだか住人は、そおっと姿を現しゆっくり泳ぎだす。
けっこういい体色と体格をしている。ごめんねといいながら、隠れてちゃんと身を守る逞しさに感心する。
猛暑であった。ちょっとだけ見逃してやっておくれ。だって、水の中は気持ちいいでしょー


これはまるで ひっそりと世間の片隅でいたわりあい肩寄せ合う鳩の一家の図
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いや実際は、ちょっとコシヒカリの粒をおすそ分けしたところ、おのおのドゥンガ(ブラジルのサッカー代表選手・監督 ジュビロ磐田でもプレイ)を彷彿とさせる隙のない体の入れ方をしながら、ボールならぬ白米争奪に一歩も引かない押しくら饅頭を繰り広げ
実況:母上とお子の強烈ガードに父上が押しやられてよろけております

・・・とにもかくにも、ごちそうさまをした後のくつろぎタイム。
これでいいのか?どういうわけか親離れしない子と一緒にいる一家なのだ。

このグターッとしたダレっぷり。グデ鳩。 君たち一応、野生の鳥なのだがね。



☆ ☆ ☆


巣立ったチビーズ兄弟だったが、まもなく一羽が右足を痛めて戻ってきた。
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足をつくのが痛そうに跛(びっこ)をひいて歩き、鉢の土の上にうずくまっておとなしくしていた。

エサ ちゃんと探して食べているのか? 
こんなんでも少したべるか?
こんなんて このお米 なんでも東京駅のおにぎり屋さんもこの米使っているって ん?鳩には関係ねい?
ともかく 腹が減っては戦は出来ぬ だからね

巣立ったとはいえまだ幼綿羽が抜けきらず、親の顔を見ればピーピー鳴いて羽をばたつかせてエサをねだっていた時期だった。

なんと、源次郎父さんが常に付き添って見守りをはじめた。
一緒に空へ飛び立ち、一緒に帰ってくると傍にいたり離れたところにいたり、きょうはここまでとチビを置いて父さんだけねぐらに帰って、朝になるとまたやって来る。

右足をちょっと縮めて手すりに立っているチビに向かって「まだ痛いか? 少し痩せたか? お腹すいてないか?」と話しかけていたら、50mぐらい離れた視界の先に黒い点がポツッと現われ、こちらへ向かってぐんぐん大きくなって飛んで来て目の前の手すりにピタッととまった。
私がチビに近づいたのをどこからかみていたらしく、すっ飛んできた源次郎父さんだった。
真正面からみる鳩の飛行というのは、なかなかに優雅で迫力があった。


☆ ☆ ☆


この子はどうもちびぐれだったようだ。
足は治って普通に歩けるようになってよかったのだが、なんとなくこの一件から親離れを忘れたのじゃないかと見受けられる。
必ずお父さんかお母さんにひっついて来るし、両親にはさまってゆったりしている。両親も追い払うなどしない。
ちび若丸にもちびしろにも嘴をつき出して、走って飛んでと追いかけ追い払ってきたのにだ。

中型雛に育ってきたチビーズが、巣から出てベランダ探訪を始めたころ、ガシャンッと音がしたので、悪戯したなとベランダを見に行ったら、重ねたバケツと鉢がひっくり返っていた。
縁に飛び乗ったのだろうと、倒れているバケツをとったら、並んだ鉢の隙間に頭をつっこんでへたりこんだ雛のお尻が出てきた。
つぶれたっ?! とびっくり息を呑んだ一瞬に巣に逃げていき、目を丸くしているもう一羽の陰に隠れて、夕方まで石になっていた。

あれはちびぐれで、小首かしげ90度の技を披露してくれるのはかわゆいことこのうえなくてたまらないのだけれど、おっとりした動じない子に育ったというかなんというか、あのとき、頭でも打ったかなぁ。
ご両親も、この子はまあちょっと大目にみてるんです、というような雰囲気がある。

チビーズ
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左:ちびぐれ  右:ちびしろ
チビーズは解消されていないらしく、たまに一緒に飛んで回っているようだ。仲間を連れてくることもある。

で、父ちゃんはちびぐれ以外は追い払おうとするの。どうやって見分けているのだろう。

ほんに、鳩の考えていることはわからない。


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ちびぐれクン


いまさら気が付いたのだけれど、中公文庫のマークって“鳩”だったのかー
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2017年08月09日

べらんだ日和 チビーズも巣立ったよ

チビーズ
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ちびしろちびぐれの兄弟
背中の羽色をみないと区別がつかない。
ちび若丸に続く、源次郎と小春夫婦の子鳩

この一家みんな翼に二本の黒ラインだから、どれがだれやらとっさには判別できない。
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テヘッ ヤッチャッタ
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どっちのちびだ?


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兄弟がいるといつもぴったり寄り添って、なにやかや乗り越え、お互いに補いあって順調に育っていったという印象。


ちび若丸の子育てでこまやか健気を発揮した源次郎父さんも、わんぱくチビーズ相手では放任でいくしかなかった。
時期を見極めて「飛行練習するど」としきりに声を掛けても、いうことをきかない笛吹けど踊らずなもので、焦れて膨らんでいた。

あれ〜 なに〜? え〜?
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父「・・・(いうこと聞きゃあしない プンッ)・・・」


それでいていつのまにかチビーズは二羽でのお出かけを習得していて、けろりとした顔で帰ってきている。
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鎌倉 豊島屋の『小鳩豆楽』 
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ちっちゃい かわいい たべるの かわいそう とか言いながらたべやすい形なので パクパク止まらん 

鳩の学校 チーチー ポッポ センセは父さん 聞いちゃいないよ チーポッポ


朝早くから揃ってお出かけし、夕方5時から6時頃になると帰ってきて、いっぱい冒険して面白かったね〜 と満足そうな顔している。
もうそろそろ若鳥として一丁前のみかけになったのに、父ちゃん母ちゃんがやってくると、チーチーチー(ごはん〜ッ)と鳴いて追いかけている。

窓から外を見ているときこれが始まると、左から右に、父ちゃん逃げていく、トトトトとちび1が追いかける、続いてトトトトと、ちび2が追っていく。鳩がトットコ歩いて三羽続く行列は、なかなか愉快な追走劇である。
そればかりじゃない、父ちゃんをはさみうちにして体当たりおねだりしたものだから、おとっつぁん手すりから落っこちそうになっていた。
これがチビーズです。


源次郎の家族
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手前から、ちび1、羽繕いしてやるお父さん、ちび2、お母さん


鶴岡八幡様にはきみたちのことも、よろしく御見守りください、ってお願いしてきてるから。





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2017年07月24日

べらんだ日和 ちび若丸は巣立っていったよ

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5月29日 🎂


ベランダで5月29日に卵から孵った鳩のちび若丸が、巣立っていった。

7月の1日に初めて外界に飛び出して、それからは出掛けては少しずつ外で過ごす時間がふえていき、夜はここへ戻る、という時間割になり、11日の夕方に立ち寄って、それ以降姿を見せなくなった。


2日の朝ベランダが静まり返ってちび若の姿がなく、振り返ったら巣の小春があわてて居住まいをただした。
胸の下から小さな嘴が見えて、生まれたのかい!と驚くと、上手に体の下に二羽の雛を隠した。

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こんにちは ひなちゃん 🎂 🎂

ちび若にとっては弟妹誕生で、その朝に、自分はもうここには居られないと家を出たのか、なんという見事なけじめのつけ方をするんだ、とベランダ掃除をしながら涙がにじんで仕方がなかった。
私にもまだ涙が残っていたんだ、なぜ泣けるんだ?などと思いながら。。。

 そしたら、その日は午後になって、源次郎父さんと一緒に帰ってきた!

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まん丸な目をして ちび(左) 父(右)


雛が生まれたことで、雛の日中の世話、巣立ち準備のちび若の教育と給餌は源次郎父さんが一手に引き受けていた。まさにMVP(Most Valuable Pigeon=鳩)である。

母親の小春はもう雛を守ることで頭がいっぱい、ちび若には見向きもしないどころか、ついには睨みつけてあげく攻撃して追い詰めたのを、源次郎が中に割って入って止めるという有様だった。
子を守る母性というのは凄いものだが、逆から見ると凄まじい排他性もあるものだと怖くなった。

両親が珍しく二羽並んでいたので
「ちび若を一人前にして送り出してから新しく卵を産むのが筋ってもんだろうに
君達が前後の見境もなくまた子供産んじまうから
ちびの教育も給餌もこんなにバタバタしてしまったんじゃないか
兄弟がいればお互いに支え合ったりもできようけれど ちびにはそれもできない 
中途半端に放り出されるちび若がかわいそうだろうに!」
と思わず説教をした。
親鳩の反応は
「・・・・・・? ? 」 豆鉄砲くらった顔


それでもって、源次郎が頭から音符を🎶いっぱい出しながら
樽プランターの土をつついては座り込むと、ご機嫌でグゥグゥ鳴くもんだから、それが『アタラシイ巣〜』と聞こえて
「三度目はダメだぞぉ!」
といったら、
『エ〜ッ 
顔を上げてびっくりしていた。


いや、でも源次郎父さんはよくやっていたよ。
外へ飛んで行ったもののまだ不慣れだろうと何度か、夕方ちび若を迎えに行って連れて帰ってきたし、大きくなった翼でパカンパカン叩かれながら、ごはんもあげていたしね。

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ちびは戻ってくるとこんなふうに休んでいた。疲れちゃったかな。見るもの聴くものいっぱいで、すべてが大冒険なんだろうね。いかにも疲れきったというふうに、げっそりした顔でたどり着いたこともあった。
でも、ひとりでちゃんとここへ帰ってきたんだ。


それと、なにせ小春おっかさんにとっては完全にもういない子になっていて、歯牙にもひっかけられないという扱いを受けてションボリしている姿は、まだ黄色い幼綿羽が頭上や胸まわりに残っている半人前なのになあと、不憫に思えてことさらいとおしさがつのった。

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邪険にされても、それでも近くに寄って休もうとしていたのは、親と慕えばこそなのだろうか。

実質面倒みているのは片親だけで、ごはん、足りないんじゃないか? 

私の手の調子は非常に悪く、小さな器に入ったものなど取りこぼすことがよくある。たとえばベランダの片隅に米粒などを。
ちび若は啄ばむことが出来るようになっていたので、コンコンと規則正しく拾ってはお片づけの手伝いをしてくれた。
腹が減っては戦は出来ぬ、空は飛べぬ。なあ、ちび。


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巣立っていったちび若丸



**********


ちびが姿を見せなくなって、これで巣立ったんだなと思うと寂しくてならない。画像を見るとめそめそしてしまう。未練であると自嘲しても、さびしいんだもん。かわいかったんだもん。

気分転換に、かねてから気になっていた『鳩三郎』をスカウトしに、鎌倉へ行ってきた。

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鳩サブレーの豊島屋の、本店でしか手に入らない『鳩三郎』


鳩サブレーと鳩三郎
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まあ、ぜったい間違えてかじりつくヤツはおるだろう。





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御朱印をいただいて、舞殿から本宮にむけておまいりした。
ちび若丸が無事に大きく育ちますように うちに縁が生じた鳩がみんな無事でありますように
御祭神は応神天皇 比売神 神功皇后である。

神様:ちび若丸とはたれをいうか
八幡様の使い鳩:鳩の子にございます

神様もびっくりされたであろうが、八幡様の鳩の誼でなにとぞよろしくおねがいいたします。




*****父子鳩*****



ベランダの隅にあった長い小枝30cmくらいあるのを、ちびがくわえて引きずりながら、卵を抱いている父さんのところへもっていった
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えっ これ? あー えーっと 受け取った父さん 座ったままなんとか折って体の下に入れると巣材の追加になった
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お手伝いしたな いい子だ
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ちび若丸はわらったよ





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